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第二話 天空の城ブリオニア
なんとか知恵の王冠を取り戻したピエトロ王子。
死んだと聞かされていたお母さんが生きている!けれども10年もの間眠りについたままなのだそうだ。なんとか目を覚まさせる方法はないものかと外を見ながら思案していると、ナルシア・ギルダ姉妹が空を飛んでやってきた。ギルダに頼んで母親の病気の原因を見て貰うことに。
すると、どうやら眠らされているわけではなくて、魂だけが闇の世界に行っているらしい。それでは闇の世界へ行って取り戻しに行けば良いのではと考えるものの、闇の世界は死んだ人間しか行けないと聞かされて絶望に打ちひしがれるピエトロ王子。だが、それでも諦めきれないピエトロ王子は闇の世界へ行く方法の手がかりを探すため、旅立ちを決意するのであった。
あてのない旅。ガミガミシティや村を訪れるが収穫なし。地図を広げてまだ見ぬ町を目指すことにした。まずは南にあるという港町を目指すも、敵が強い強い。諦めて東を目指すこととなった。
途中洞窟を抜けなければ次の町へ行けないらしい。仕方なく突っ切ることに。回復アイテムをあまり買い込んでいなかったのでMPの残りを心配しつつ突破。普段から貧乏なのにウッキーなる猿公が所持金を盗んでいくので輪をかけて貧乏になる。ウッキーはおとなしくCPマスクでも外していなさい。
そんなこんなでゴドリアの町に到着。鉱山にモンスターが大量発生、炭坑夫が生き埋め、白騎士らしき人物が穴の中に飛び込んでいったと聞けば、これを助けるのが次の仕事だと思うのは当たり前。なのに鉱山入り口でおっさんに道を塞がれ仕方なく引き返す。
こうなったらヤケだ。次のカナシリアという町を目指すことにする。ビームを発してくる敵、なんやかんやと強くなってきた。こちらはナルシアのホーリーバースト頼み。MPが尽きたら引き返すよりほかない。
道中はほぼ一本道だったおかげでなんとかカナシリアに到着…あれ、様子がおかしい。なるほど、ここはモンスター村というのか。宿があったのは大助かり。闘技場に参加するも2匹目であっけなく撃退される。仕方なしにカナシリアを目指す。
学術都市、もとい変人の町カナシリア。研究に打ち込んで生活を省みない連中ばかり。それはともかく長老に会うとブリオニアという空中都市の話を聞かされた。これまでに何度か耳にした単語だ。ブリオニアには大図書館があり、そこにいけば闇の世界へいく方法がわかるかもしれない。だが、わかったのはそこまで。町には人間でも打ち上げそうな大砲を整備しているヤンなる人物もいたが何のイベントも起きない。仕方がないのでポポロクロイスに戻り、今度こそ港町パーセラを目指すことを決意。
しかし、元来た道を引き返すのはこの上なく面倒だ。ふと町の前の龍神像に目をやると、なんと光り輝いているではないか。「なんじゃこりゃ」と思い近寄ってみると、これは像と像との間をワープ出来る仕掛けのようだ。これまで気づかなかったために、ワープできるのはモンスター村のみ。これじゃ歩いたのと一緒だと系完治稼ぎを兼ねて戻っていくこととなった。