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第一話 知恵の王冠
10歳の誕生日、突如ポポロクロイス城が攻め込まれる。首謀者はガミガミ魔王。王が戴いていた知恵の王冠を盗られてしまう。取り戻すために旅に出ようとする王子に龍の剣が授けられた。どうも10年もの間眠らされている母親が授けてくれたものらしい。2人の兵士をお供に町を出る。
町から出るとお約束の戦闘。ドラクエタイプではなく、ファイヤーエムブレムのような雰囲気。ただし移動中のマップがそのまま戦闘に利用されるのでラディア戦記黎明編とするほうが適切か。魔法は利用すればするほど魔法経験値が入るのでMPにまかせて撃ちまくる魔法主体の攻撃で進む。
田舎の村に到着。奥への進み方がわかりづらい。なんとか進んでいくと大木の根本に到着。これが魔女の家かと思う間もなくボス敵と戦闘。これまでついてきた護衛兵が逃げてしまったので一人で闘うはめに。レベルの上がったファイヤーボールで蹴散らすと、魔物をけしかけた魔女姉妹が登場。あれやこれやとあって、ロリな妹の魔女がお供することとなった。逃げた兵士から装備を剥がしておかなかったことを後悔するもそのまま続行。
森を抜け山を登ると、「鉄の墓場」なるゴミ集積場に到着。自爆する忍者が鬱陶しい。2人のうち1人はいつも戦闘不能になってしまう。暫く進むと見るからにぁゃιぃ甲冑に尾行される。これでまた戦闘かと思いきや、実は剣を盗られてしまった情けない白騎士。爆風を遮る盾が欲しい主人公一行は喜んで仲間に向かい入れたとさ。
程なくガミガミシティーに到着。ガミガミ魔王の造った機械達が人間の営みに習って町を切り盛り。役所で書類を書いて貰い、ガミガミ魔王城に突入。しかし、入り口のミミックにやられてあえなく敗退。気を取り直して進むとスイッチがあった。エレベーターの動力らしい。一気に最上階を目指しても良いがアイテム回収のため下から攻め上がる。敵はそこそこ強いが全体魔法で蹴散らせると楽になるので、MPが許す限り進み金をためては町に戻って装備を整えまた進むというRPGの基本を踏襲。ある程度余裕が出てきたので最上階まで行くと、敵がちょっと強くなっている。先は穴が開いて行き止まりになっているので別の道を探す。食堂のイスに仕掛けがあることを知った一行は電源を入れるスイッチを求めて右往左往。右下から踊り場の階段を下り無事に発見。
ようやく1部のボスらしきガミガミ魔王と闘うことができた。プレイ時間が思っていた以上にかかるのは戦闘システムのおかげかと嘆きつつ、知恵の王冠を戴いたガミガミ魔王ロボットを粉砕。攻撃はそれほどでも無かったけれど予想以上にタフだったので苦戦したように感じられた。今後もこの調子だと先が思いやられる。
ロボットが倒されたガミガミ魔王は城の自爆スイッチを入れる。城には幾つか入れなかった場所があったのにこれで全部吹っ飛んでしまったかと嘆くが、それらは残存。森の方にガミガミ魔王の乗った飛行船が墜落、森が一面火の海になるが、魔法の雨で消して貰う。ガミガミ魔王は助けて貰ったお礼に王冠を返してくれた。これにて一件落着。別れ際に装備をひっぺがさなかったが、また逢えるだろうからと気にしないことにした。